日本人の「シカタガナイ」の哲学と、日本人の被害者意識は、いずれも、社会によって決定された生活環境を人間にはコントロールできない何かとみなす、この根深い「有機体」イメージと関係しあっている。日本人の集合意識から消し去られるべき数々の誤ったイメージの中でも、これは、単独では最も罪の重いものである
カレル ヴァン・ウォルフレン
毎日新聞社
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3.11以降、信じていたものがガラガラと音を立てて崩壊した。ひとえに己の無知。知らずに馬鹿を見るのは自分なのだという当然の事実が改めて明らかになった。結局、おれが今生きているのがどんな時代のどんな場所なのか、それが知りたいんだ。
日本人の「シカタガナイ」の哲学と、日本人の被害者意識は、いずれも、社会によって決定された生活環境を人間にはコントロールできない何かとみなす、この根深い「有機体」イメージと関係しあっている。日本人の集合意識から消し去られるべき数々の誤ったイメージの中でも、これは、単独では最も罪の重いものである
私は今まで世界各国に特派員として取材に行きましたが、こうした現象がどういう国で見られるかというと、発展途上国、それもドロドロの汚職まみれの国です。マルコス政権下のフィリピンとか、そういう国で見られた光景です。つまり、革命はもう起きないんです。起こす力もない。だったら権力の末端にしがみついて、そのおこぼれに与ろうという縁故主義なんです。日本はそこまで落ちてしまった。
外国人の目に映るかぎり、たいていの日本人が、日々の生活の中で共同体の利害を個人の欲望や利害より優先させるという日本社会の要求を、おとなしく受け入れているように見える。ところが、この顕著な集団志向は、実は、300年以上も前の為政者によって作為的に社会に組み込まれた政治的所産なのである。そしてそれは今日でも、本質的には政治的方便であることに変わりはなく、日本人はそれに従うかどうかを選ぶことはほとんどあるいは、まったくできない。
私たちが日本文化とは何か、日本人とはどういう集団なのかについての洞察を組織的に失念するのは、日本文化論に「決定版」を与えず、同一の主題に繰り返し回帰することこそが日本人の宿命だからです。
親愛なるジョン
最近、日本に関するNSC文書の実施の見直しが問題になっている。これは君の注意を喚起しておくべき重要な問題だ。君も知っているようにNSC一二五/六は特に「対日心理戦計画」(PSB D-27)の実施を指示している。(中略)D-27計画の目標を達成するために、もっと何かすべきかどうか意見を聞きたい。
国務次官補ウォルター・ロバートソン
活動休止中のロックバンド『Hi-STANDARD』のメンバーである難波章浩、横山健、恒岡章が26日12時にそれぞれのツイッターにてバンド復活をほ のめかす発言を同時に公開。メンバーの画像と野外音楽フェス『AIR JAM 2011』の開催も示唆するものだった。これまでわかっている情報を集めてみます。